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あらすじ
 霊感体質の飯島律が亡くなった祖父が呼び寄せたという妖魔、青嵐とともに妖怪や霊にまつわる不思議な体験をしていく物語。律の周りにはいろいろな妖怪が集まりやすく、コミカルな感じから、昔からの古いしきたりや村の伝承に関わる本格ミステリーなど読者を飽きさせないマンガだ。
 一話ずつの読みきり形式になっている。

33点
総合★★★★★★はやく続きが読みたい!
ストーリー★★★★★★二転三転の読みがいあるミステリーホラー。
展開★★★★★★わざと?
ボリューム★★★★★よか。
キャラ★★★★★妖怪に対し非常に冷静なツッコミ。
★★★★★きれい。

感想
 このマンガの面白さは妖怪のリアリティーにある。呼んでいるこちらも古い習慣や何でもない親戚同志の集まりなどにも敏感になってしまう。それだけ霊が日常のように登場してくるからだ。そして主人公である飯島律は、霊感が強いあまり本人はあまり乗気ではないのだけれど、いつも事件に巻き込まれてしまう。気が休まるところがなさそうでご愁傷様です…。
 また非常に豊かな個性のキャラ(主人公の家族、親戚、あと妖怪)が一見恐ろしい環境ながらもコミカルな立ち振る舞いでまるで怖さを感じさせない。逆に妖怪がいることによって賑やかでアットホームな感じがするほどだ。しかし、一つの物語の本筋に迫る部分では未知なものにに対する恐怖心や不安感を見事に演出している。一つの一つのキーワードが最後に見事に合致するところは読み応え抜群である。話の最後できちっと説明してくれないから自分で考えなければならないけど。(でもそこが面白いんだけどね)
 このマンガはコマ割や話の展開がおかしいときがある。急に場面が飛んだり、誰が喋ってんだが分からないセリフが出てきたり、はっきり言って読みづらい(ときがある)。作者がわざとやってるのだろうか、そこが欠点とならず不思議な話を直接体験しているかのような、ゆめうつつな状態を楽しめるのだ。ただこの部分を含め、多数登場する親戚の名前、物語の冒頭でさらっと世間話のように語られるストーリーの大枠(その物語の人物名、関係など)など、このマンガを読むときにはかなりの集中力が必要。2〜3回目読んで、あ、この場面はこれを意味していたのかと気づくことが多い。単純に管理人の頭が悪いだけかもしれないが…。


マンガレビュー | 2007.02.14(Wed) | com(0)



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