「未来日記」を読んだ。
何気なく手に取った作品であったが、意外と面白かった。
未来が見える携帯という一見ありがちなネタではあるが、その見え方が個性があって面白い。
暇があったらレビューを書きたい。ないけど。
気に入っている点としてもう一つ。ヒロイン?我妻由乃(がさい ゆの)のキャラクター性が抜群である。
なんでもありのジョーカー的な存在であるが、かなりアブない思考の持ち主。
最近知ったのだが、こういう普段、優等生に見える子が、主人公に想いを寄せていて、
なおかつ精神的に病んでいることを「ヤンデレ」と言うらしい。
最近の有名なヤンデレとしては「中に誰もいない」人が挙げられるが、この我妻由乃もなかなかの曲者である。まあその話は置いといて…。
この「ヤンデレ」という言葉。少し前に流行った「ツンデレ」(デレしたいのにツンとした態度をとってしまう)の派生語だろう。
はっきり言ってこの言葉や呼び方自体はどうでもいい。
むしろある事象を一定の呼称によってカテゴライズしていくことに興味がある。
作品を理解し、自分の棚に入れるためにラベルを貼ることはいいことだが、それによって非凡な作品さえもその枠組みに囚われる、もしくは範囲外として拒絶されてしまわないだろうか。このように語ることこそ、ものの見方を固めている気もしないでもないが。
「萌え」という巨大な収納ボックスに次々と作品が仕舞われていく、大量消費、大量生産の中で、素敵な作品に出会える機会が少なくなっていることを嘆かなければならない。後に何も残らないものが本当に増えてきた。
ただ一方で、単なる紙の塊にそこまで期待もしていない自分もいる。逆にその無駄こそが許された楽しみ、嗜好の一つなのだと。
なんだか階段を一歩昇ったのか、下がったのかよくわからないcopatchなのでした。

つい最近のある夜のこと。
奇怪な一場面に遭遇した。順を追って説明したい。
会社の帰り道、辺りは真っ暗。私は、肌を刺すような痛みから逃げるようにして早歩きで駅に向かっていた。道は広いが車の通りはない場所で電気も少ない。すると後ろから男が走ってきて私を抜いていった。
しかし、その男、非常に不審である。
絶えず後ろを気にしている。後ろに何があるのかわからないが、その物体から急いで離れたいわけでもなさそうだ。なんだか走りながら速度を調整し、後ろの対象と絶えず一定の間隔を保っているように思える。
残念ながら、それだけのことでは私の心は揺さぶれなかったので何も気にせずただ走っていく男をボーっと見ながら歩いていた。
その男は走っているのでその内、徐々に私から離れ先の方へと消えていった。
しかし、私の後ろの方から音が聞こえてくる。
カッカッカッ
また後ろから誰かが走ってきているのか。前の男が気にしていた人物なのだろうか。
前の男と違い、今度はかなり足音がする。
だんだん音が大きくなってきた。
そして私の横を通り過ぎる。
ブーツの女性が。
なんとなく女性のような気がしていたが、この状況がまったく飲み込めなかった。今の女が追いかけているのか?だとしたらなぜ男は全力疾走じゃないんだ?後ろを待っているかのような行動を取っていたんだ?まさか二人でマラソンをやっているわけでもなかろうに。
女性も走っていたのでやはり私から離れていった。
とそのとき
女性が
「待ちなさーーーーーい!」 叫んだ。
暗く静かな住宅街に声が響く。
さらに姿が小さくなった先の方でも
「ちょっと待ちなさいって言ってるでしょー!」
と遠くから続けて聞こえてきた。
これにはさすがのcopatchも興味心身でできるだけ早く早歩きをしたが、如何せん相手はランニング。追いつけるはずもなく小さくなって見えなくなった二人の関係を想像するしかなかった。「待てって言われて待つやつはいねえよ」と男の台詞を考えながら。
しかし、話はここで終わらない。
なんとその道のT字路まで来た私の視界に理解できない光景がとびこんできた。
先ほどの二人の男女がこっちに向かって歩いてきているのだ。
男は少しそっぽを向き、女は寄りかかるようにして男の腕を掴んでいる。
女は険しい顔でかなり息が荒かった。そりゃそうだあれだけの距離をブーツで走ったんだから。
ってなんで?!この状況まったく理解できない。
男捕まったの?あんなに引き離してたのに??仲直り?
誰かわかる人いたら教えて。
という体験でした。おしまい。